野村 菜美
Nomura Nami
長崎県出身
2016 | 大分大学大学院教育学研究科 教科教育専攻 美術教育専修 修了 |
2016 | 「版画女子会展」(ギャラリーおいし/天神・福岡) |
2017 | 「版画交流展Vol.2」(画廊るたん/銀座・東京) |
2022 | 「みちの歩き方 路上の観察者たち」(大分市美術館/大分) |
2022 | 「日中韓現代作家交流展 in OITA 2022」(大分県立美術館/大分) |
2016 | Completed the Graduate School of Oita University |
2016 | “Print Women’s Association Exhibition”,Gallery Oishi,Fukuoka |
2017 | “Print Exchange Exhibition Vol.2”,Gallery Rutan,Tokyo |
2022 | “How to Walk in the Street : Observers on the Street”,Oita City Art Museum,Oita |
2022 | “Japan-China-Korea Contemporary Artist Exchange Exhibition in OITA 2022”,Oita Prefectural Art Museum,Oita |
推薦者
菅 章 Suga Akira
(美術評論家・美術史家)
野村菜美は街で撮影した風景を写真や映像としてPCに取り込み再構成する。さらに「よごれ」や「水滴」の写真をシルクスクリーンや画面処理ソフトを用いて平面的に重ねることで、フラットな風景に質感を与える。今見ている風景に記憶の中の映像の残滓がフィルターとなって重なるイメージを表現したいという。版画の概念や工程を踏まえつつ、PC上でイメージを重ねる野村の手法は、スマートフォンの平面的な画面にリアリティを見る現代の視覚を象徴していると言えよう。