播磨 みどり
Harima Midori
神奈川県出身
1976 | 横浜に生まれる |
2000 | 女子美術大学芸術学部美術学科版画コース卒業 |
2001 | サンフランシスコに移住、2005-2017 ニューヨーク在住 |
2018-2019 | 新進芸術家海外研修制度にて香港滞在 |
2022 | 「裏側からの越境 」(藤沢市アートスペース、藤沢) |
1976 | Born in Yokohama, Japan |
2001 | Relocated to San Francisco, United States. |
2005-2017 | Resided in New York City |
2018/2019 | “Program of Overseas Study for Upcoming Artists” The Agency for Cultural Affairs, Tokyo, Japan ( staying in Hong Kong ) |
2022 | “Crossing the Boundary From Behind”, Fujisawa City Art Space, Fujisawa |
推薦者
牧口 千夏 Makiguchi Chinatsu
(京都国立近代美術館 学芸課 主任研究員)
播磨みどりは、版画や写真、印刷物などの複製メディアを用いた立体作品やインスタレーションを発表してきた。現代における版画を「コンセプチュアルなトランスレーションの技術=媒介の技術」と再定義することで、自らの置かれた状況やアイデンティティといった問題と結びつけ、技法とコンセプトをロジカルに融合させる試みは、「版画」という枠にとどまらない強度をもっており、PAT in Kyotoの出品作家としてふさわしいと考えられる。